【投資初心者向け】インデックス運用とアクティブ運用の違い

これから投資を始めようと思っている方の中には、「インデックス運用とアクティブ運用の違いがわからない」「どちらを選べばいいのか迷っている」という人も多いでしょう。

この記事では、インデックス運用とアクティブ運用の基本的な違いを解説し、それぞれのメリット・デメリットを比較したうえで、どのような投資家に向いているのかを紹介します。

1. インデックス運用とアクティブ運用とは？

インデックス運用とは、日経平均株価やS&P500などの市場指数（インデックス）に連動するように運用する方法です。市場全体の動きに合わせて資産を増やすことを目的とし、個別銘柄の売買はせず、指数の構成比率に従って投資します。

✅ 特徴

アクティブ運用とは、ファンドマネージャーが銘柄を選び、市場平均を上回るリターンを狙う投資方法です。プロの投資家が市場の分析を行い、割安な銘柄や成長が期待される銘柄に投資します。

✅ 特徴

アクティブ運用は「手数料が高くて儲からない」と思われがちですが、実は優れたファンドを選べば市場を上回る可能性があるのが大きな魅力です。

ファンドによって運用成績には大きな差があります。実際に市場平均を上回るアクティブファンドも存在するため、慎重に選ぶことが重要です。

リーマンショックやコロナショックのような大きな相場変動時には、柔軟に運用できるアクティブファンドのほうが優位に立つことがあるのも事実です。

市場には一時的に割安になった銘柄が多く存在します。こうした銘柄を見極めて投資することで、インデックスを超えるリターンを狙うことができます。

ファンド名	基準価額（円）	純資産総額（億円）	信託報酬（年率）	特徴
eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）	33,340	68,377.15	0.0814%	米国の主要500社に分散投資。低コストで人気。
eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）	27,258	54,832.67	0.1144%	世界中の株式に幅広く投資。長期的な成長を目指す。
楽天・全米株式インデックス・ファンド	33,884	18,334.99	0.1620%	米国市場全体に投資。バンガード社のETFを通じて運用。

ファンド名	基準価額（円）	純資産総額（億円）	信託報酬（年率）	特徴
日経平均高配当利回り株ファンド	17,465	1,729.73	0.6930%	日経平均構成銘柄の中から高配当利回りの銘柄に投資。
年金積立 Jグロース	46,932	1,002.56	0.9020%	日本の成長企業に焦点を当て、中長期的な資産成長を目指す。
iFreeNEXT FANG+インデックス	71,475	5,545.37	0.7755%	米国の主要ハイテク企業に投資。高い成長性が魅力。